• result
  • consequence
  • outcome
  • effect
  • upshot
  • product

「結果」の類義語とその違いを解説します。

result 最終的な結果
consequence 成り行きとして起こる結果
outcome 最終的な結果
effect ある原因に対する結果
upshot 結局的な結果
product 蓄積されたものの結果

result

[rizʌ'lt]
/
[C][U]

ある物事の最終的な「結果」です。
ある原因により出来事が起こった後の、その結論としての「結果」を意味します。
結論だけを取り上げて示すニュアンスが強い語です。
実験や試験、試合などの最終的な結果および数値をいう場合によく用いられます。
そのため「成果」としての意味も持っています。
effect と比べ、原因との密接さは関係ありません。
outcome と比べ、原因との間に明確な繋がりがあります。

example

The result was a good one.
良い結果だった。

consequence

[kɑ'nsəkwèns]
/
[C]

成り行きとして起こる「結果」です。
それまでの経緯も含めて全体の流れを重視するニュアンスがあり、いろいろな要素が絡み合った成り行きに注目していることを含意する語です。
他の語と比べて原因との結びつきは緩く(遠く)、必然的に生じる自然な成り行きを意味します。
あまり良くない結果であることを暗示します。
人の行動の「結果」を言う場合には「してしまった」「しょうがない」というニュアンスを持ちます。
resultよりフォーマルな語です。

example

There are always consequences to our actions.
行動には結果が付きまとう。

outcome

[áutkʌ'm]
/
[C]

これから明らかになる出来事の「結果」です。
見通しがつかない事柄の最終的な結果で、予測も抑制もできない結果であり、「結局はこうなった」ということを暗示します。
result に比べ、原因との因果関係は弱いです。

example

The outcome was what we expected.
その結果は私たちが予測していたものです。

effect

[ifékt]
/
[C][U]

ある原因に対する直接的な「結果」です。
「何をしたから(何があったから)こうなった」といったように原因による即自的かつ必然的な結果で、原因との因果関係が他の語より比較的密接であるのが特徴です。
そのため「効果」「影響」という意味も持っています。
「影響」の意味合いが非常に強い語です。
result に比べ、因果関係の密接さを強調しています。

example

cause and effect
原因と結果
(cause and result ではないので注意してください)
The effect was better than I expected.
結果は私の予想以上に良かった。

補足


簡潔にまとめると、例えば車に轢かれたとすると
轢かれた結果として骨が折れた。(effect)
その結果入院することになった。(consequence)
最終的に保険金はたくさん貰えたが、歩けなくなった。(result)
といったところでしょうか。

upshot

[ʌ'pʃɔ't]
/
[C]

結局的な「結果」です。
いろいろなことがあって「結局はこうなった」という意味合いを持ちます。
否定的な感情を暗示します。

example

The upshot of the meeting, is that I have to move to Washington.
会議の結果、私はワシントンへ転属になった。
(本人は行きたくなかったことを暗示します)

product

[prɑ'dʌkt]
/
[C]

蓄積されたものの集大成という意味での「結果」です。
product は「生産物」「産出物」の意味合いが強く、ある期間に「頑張った」もしくは「怠った」積み重ねであるといった意味での「結果」と訳されます。
他の語とは少し異なる意味の「結果」で、少し特殊ですね。

example

This thesis is the product of 10 years hard work.
この論文は10年の努力の結果(成果)です。
the product of years of neglect
長年の怠慢の結果
理解度チェック
類義語彙力チェック
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