「起こる」の類義語とその違いを解説します。
| happen | 何かが起こる |
|---|---|
| occur | あることが起こる |
| take place | 計画・予定などが起こる |
| result from | 結果として生じる |
| break out | 悪いことが急に起こる |
| coincide | 同時に起こる |
| befall | 運命的に起こる |
| transpire | - |
何かが「起こる」という意味で最も一般的で幅広い文脈に使われている語です。
特に予想外のことが起こることを暗示する、つまり意外性や偶然性に焦点が当てられた語です。
occur が具体的な語を主語にとるのに対し、happen は漠然とした語（that, what, something など）を主語にとる傾向があります。
occur と異なり、話者が何が起こったかがわかっていない未知のことに対しても用いられます。
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あることが「起こる」という意味です。
happen よりも堅い語で、改まった場面で多く用いられます。
また happen が漠然とした語を主語にとるのに対し、occur は決定的な出来事や実際に生じる事柄（特に自然現象や化学的現象などの現象的な語）を主語にとる傾向があります。
つまり、話者が何が起こるか分かっている、また現実として起こったことに対して用いられるのです。
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計画・予定していたことが「起こる」という意味です。
occur や happen が計画されていない偶然的な事柄に用いられるのに対して、take place は予定された行事や予想された出来事に対して用いられます。
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条件や原因・前提などから結果として生じるという意味での「起こる」です。
因果関係がはっきりしている場合に用いられます。
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戦争や暴動・火災や病気などの一般に悪いことが急に起こることを意味します。
日本語で言う「勃発する」がこれに当たります。
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同じ時間に、もしくは同じ場所で起こる、つまり「同時に起こる」という意味です。
happen together を意味します。
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特に不幸なことが、運命で決まっているかのように「起こる」ことを意味します。
主に詩や文学的文章の中で用いられます。
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しばしば happen や occur の代用語として用いられることのある語です。
基本的には「漏れる」「知れ渡る」という意味を表す改まった語で、「起こる」として用いるには大げさで堅苦しく気取ったように聞こえることがあります。
主に文語として用いれますが、誤用とみなされる場合もあり、一般に happen や occur として用いられるべきではないとされています。
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